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2024/03
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Happening!
岩手県盛岡市出身の友人がいます。彼女のお母さまですが、80代後半で岩手山に登ったそうです。


岩手山というのは、南部片富士と呼ばれる岩手県の名峰です。大変美しい山です。


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友人曰く、お母さまは長年農業を営んでいるから体力があるそうです。とは言っても、80代後半で登れるなら、現在薬漬けの私ではありますが、それでも登れるかも! とまた例の如く単純な発想で、週末岩手山まで行ってきました(笑)。


行きの新幹線の中で下調べをし、登山図詳細を検討してみると、


           そう簡単な山じゃない!


体調も十分ではないのは重々承知しているので、兎に角ゆっくり無理せず。駄目な時は引き返す。そのつもりで、6時に登り始めました。


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登山口と山頂の標高差は1400m。これというのは、結構な登山です。でも、その時の私の心内は…


           80代が登れるんだから、私でも何とかなるでしょ!


ところが、登り始めから、そこそこの急登です。かれこれ半年になりますが、1日に鎮痛剤を5錠飲んでいます。朝食後が1番多く3錠です。その日の体調に因りますが、服用後に副作用が出ます。不幸にも、この日は何となく調子が良くありませんでした。


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駄目なら戻ろう!そのつもりでしたので、選んだコースも最も多くの人に踏まれている柳沢コース。要所の標識がしっかりしています。それがいいのか、悪いのか(笑)。戻ろうかなぁと思うと、そのタイミングで標識が現れるので、ならば次までと頑張ってしまいます。更に登って、また戻ろうかなぁと思うと、素晴らしい景色が目に入ります。


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そんなこんなを繰り返している内に、薬の副作用も治まり、7合目に到着!頂上も見えてきました。


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8合目避難小屋で、大休止です。


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ここまで、1200mを登ってきて、結構な疲労感です。盛岡の友人が励ましのメールをくれていたので、思わず、


           〇〇さんのお母さまは、神です!


と返信してしまいました(笑)。


ここまで来れば、山頂まであと200m。時間は10時でしたので、ゆっくり登れば大丈夫。独立峰ですので、360度のパノラマです。


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大変珍しい山で、火口の中に更に山があります。妙高岳です。


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山頂まで、あと少し。山頂の標識が目に入ってきました!


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とその時、携帯電話が鳴りました。見ると次女です。山に登ることは知らせていたので、何となく嫌な予感。山頂間近なもので、足を止めずに、電話に出ると、


           事故っちゃった!お母さん、ごめんね!


様子を聞くと、怪我はなく、警察も既に呼んでいると言います。一時停止無視の車に、突っ込まれたようで、車の左横の損傷が激しいと言います。娘は大丈夫だからと言いますが、あら、そうという訳には行きません。


やはり、親です。自分の身体のことはすっかり忘れて、娘の元へと猛ダッシュ。と言っても、現在地、標高2038m。5時間掛けて登った山ですので、下山に4時間掛かります。


山というのは、登っている時に怪我をすることはありません。必ず下山時です。足が疲れているが故に、滑落します。特に、今回のように気が急いている時は尚更です。状況は把握出来ていたので、自らに慎重に、慎重にと言い聞かせ、スーパーダッシュです。周りいた若い男の子に驚かれるほどのスピードで、しかも健康な時よりも早く、無事3時間半で下山することが出来ました。


ですが、ここからがまだまだあります。盛岡駅までレンタカーを運転し、返却。次女が事故を起こしたのが、長野県佐久市。東北、北陸新幹線を乗り継いで、結局娘に会えたのが、21時です。


大きな怪我がなっかので、一先ず安心ですが、交通事故の場合、後遺症の恐れがあります。やはり、夜中に身体が痛み出しましたので、翌日も病院に連れて行きました。よくある打撲ということで、やれやれ。


娘の次に心配なのが、私の新車。6月末に乗り換えたばかりが… こんな姿になっていました! 娘のごめんねの意味は、これだった訳です(笑)。


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この車で、来週半ばより末娘のインカレ応援に、北陸まで行く予定だったのですが… 一体、どうなることやら(笑)。




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(非公開コメント受付中)

ちょうど
また、ちょうど山頂で事故の電話とは・・・・いやはや!
でも、母親ってやはりすごい力を秘めているんですね~。体調不十分な中でもお嬢さんが心配で3時間半の猛スピードで下山しちゃうと言うのが凄過ぎます(@_@;)
車は残念でしたが、お嬢さんのケガが軽傷で不幸中の幸いでしたね。お大事にしてください。
へばなさん
母親っていうのは、凄いものです。
過去にも同じような経験があるのですが、自分の不調はピタッと止まるんです。
ですが、若くはないので、反動があるものと用心しています‣‣;
プロフィール

阿部美紀                     

Author:阿部美紀                     
hana house有限会社 取締役
一級建築士・宅地建物取引士
1964年生 3女の母

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