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2017/03
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愛知県 揚輝荘
何故か、今夏は関西に縁があります。先々週は大阪府、先週は愛知県。歴史的建造物には入りませんが、名古屋市内にあります揚輝荘を見学してきました。


松坂屋の初代社長・伊藤次郎左衛門祐民によって構築された別邸です。詳細は、こちらをご覧下さい。


昭和14年の完成時には、約10,000坪の敷地に30数棟の建造物が建っていたそうですが、現在は7棟ばかり。その中でも中心的なものが、聴松閣。迎賓館として利用されていたようです。


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この画像をご覧になって、お気づきの方もいらっしゃるかと思います。大変似た雰囲気の建物があります。上高地帝国ホテルです。


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昭和8年上高地帝国ホテルの落成式に出席した伊藤祐民氏が感銘を受け、その設計を竹中工務店に依頼したそうです。


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内部も地上階は、山荘風です。


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地階は、何故かインド様式(笑)。建物に統一感がないというのが、率直な感想です。


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こちらが、伴華楼という建物。「ばんがろう」と読むそうです。


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尾張徳川家ゆかりの座敷に洋室等を増築したものです。


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昭和初期にしては、斬新なデザインではありますが、これまたチグハグな妙な建物でした(笑)。


園内中ほどに、松坂屋マークがありました。


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最初見学した聴松閣に失望し、説明書を読む気力もなく通り過ぎてしまいましたので、このマークがここに存在する理由が分かりません。次回訪れる機会があればと言いたいところですが、名古屋に行く機会があっても、ここには寄らないと思います(笑)。






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大阪府 住吉大社
神社にも、建築様式というものがあります。伊勢神宮社殿系統の『神明造』、出雲大社本殿に代表される『大社造』、 神社建築史上最古の特殊な『住吉造』など。ここから派生したものがまだありますが、この3つが代表と言えましょうか。


伊勢神宮、出雲大社は過去に訪れたことがあり、残っていたのが『住吉造』の住吉大社。摂津国の一ノ宮です。漸く、訪れる機会がありました。


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各地の住吉神社の総本宮で、海の神さまです。


鳥居を潜ってすぐにある、住吉大社の象徴として名高い反橋です。


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三神を総称して、住吉大神と言います。しい三神其々に本宮があり、第一本宮より第三本宮までが縦並びの配置です。そして、第三本宮の横に息長足姫命を祀る第四本宮があります。この配置は他に例はなく、特殊なものです。


横並びの第三本宮と第四本宮です。


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第一本宮から第三本宮は、このように縦並びです。この四棟は、国宝指定されています。



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閉門間際に滑り込みましたので、人の出も少なく、存分に見学出来ました。


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『住吉造』というのは、専門的に説明しますと・・・ 丹塗、桧皮葺、直線型妻入式造りで、屋根に置千木と四角の堅魚木を5本備え、周囲には回廊はなく、板玉垣を巡らし、更にその外に荒忌垣あり。と難解な用語の羅列になりますが、この辺りも調べてみると面白いものです。


この日の大阪は茹るような暑さ。それに加え、独特の湿度がありました。住吉大社の帰路、道頓堀にて飲んだ生ビールは最高でした(笑)!





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憧れの地
いつの日か訪れてみたいと思うこと、30年。日本の最北端・宗谷岬です。


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仕事も一区切り、子育ても一段落。ということで、3泊4日の北端の旅に出掛けました。残念ながら、初日は雨。宗谷岬も野寒布岬も、こんな感じで樺太は目にすることは出来ませんでした。


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その高さ日本2の野寒布岬の灯台です。北端の灯台は、定番の白ではなく、みなこのように紅白です。雪の中でも、その存在が分かるようにとの配色だそうです。


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とても近代的な稚内駅舎です。


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この稚内を歩いてみたかったのです。大学時代に三浦綾子文学に嵌りました。全ての作品を読んでいます。『氷点』や『塩狩峠』は大変有名ですが、私は『天北原野』が大好きです。この旅の直前にも読み返しました。この稚内が舞台の小説です。かつての北端の鰊漁が背景になっています。その繁栄の面影を探して街中を散策しましたが、残念ながらその欠片も見つけることは出来ませんでした。


2日目は、礼文島に足を延ばしました。レンタバイクで島内の観光スポット巡りをしましたが、生憎の曇天であまり楽しめませんでした。トドがいるというスコトン岬。


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花々が咲き乱れているはずの澄海岬。今年は天候不順のため、花は盛りを過ぎてしまったそうです。


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吉永小百合主演の『北のオカリナ』のロケ地です。7月というのに、この日は暖房が焚かれていました。


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3日目に漸くお天気が回復してきました。旅というのは、お天気次第としみじみ思います。この日は、終日利尻島。姫沼からの利尻岳の眺め。お天気さえ良ければ、島内どこからも目にすることができます。


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宿で自転車を貸して頂き、夕食後に夕日ヶ丘展望台まで走ってきました。絶景スポットだそうです。礼文島に沈む夕日です。


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この頃の旅のパターンですが・・・ 帰る日になると、快晴(笑)。


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蝦夷富士、利尻富士、または洋上のアルプスとも呼ばれる利尻岳です。


30年来の想いの1つが叶いました。このように小説絡みで訪れてみたい土地が、もう1つあります。


              Atlanta!


ちょっと距離があるので、10年後でしょうか。私にとって、小説No.1は『風と共に去りぬ』。その地位は、50を過ぎても不動です!





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安中市 熊野神社
一見、何の転轍もない神社です。


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所はどこか言いますと、群馬と長野の県境。中山道の碓氷峠のピークです。


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大変珍しい神社で、両県に跨いで建っています。


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もっと仲良くすればいいものを、参道中心より、向かって右側が、群馬県安中市所在の熊野神社。左側が、長野県北佐久郡軽井沢町所在の熊野皇大神社。このように、お賽銭箱も2つ(笑)。


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こちらは、群馬県側の社務所。


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そして、こちらが長野県側のそれ。


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御神木の『しなの木』です。


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神社入り口周辺には、数軒のお茶屋さんがありますが、その内の1軒はやはり県境にあるようで、こんな表示がありました。


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日本三大熊野の1つと言われてまして、以前より訪れてみたい神社でしたが、建物そのものに魅力はありませんでした。加えて、手入れの悪さも目立ち、お勧めのスポットですとは言えません。話題としては、まずまずでしょうか。






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祝 圏央道開通!
この日が来るのを、心待ちにしておりました。


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上尾市内の用地買収に時間が掛かり、国交省の当初の発表より、2年遅れの開通となりました。これで、当埼玉県内は全通です。新しもの好きな私は、早速通ってみました!


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北関東道同様、アップダウンはありません。


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関越道、中央道を横切り、東名高速道路まで行くことが出来ます。今まで、東名に入るには、都心を通過していました。関越に入るには、東松山まで下道で行っていました。まるで、嘘のような早さです。


第一の目的地は、厚木SA。


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ここのトイレが、以前建築雑誌に出ていました。新東名高速道などもそうですが、SA、PAのトイレは、建築デザインとして素晴らしいものがあります。


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女子トイレですが、個別ブース前に、このようにソファが配置されています。混雑時には、どうなるのか、やや疑問(笑)。


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最終目的地は、厚木です。現在、大学2年の次女が一人暮らしをしています。明日が20歳のお誕生日なので、一緒に食事をしました。


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丹沢山塊の麓に七沢温泉があります。そこの玉川館という旅館のお食事処が、建築士仲間ではちょっと有名です。


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竹林を抜けていくと、こんな建物があります。ここがお食事処です。


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建物が古いので、室内の温度が低く、寒いのが唯一の欠点でしょうか?室内装飾も落ち着いて、いい雰囲気でした。


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久し振りに次女とゆっくりすることが出来、いい時間でした。目下の悩みは、未だ伸び続けている身長だそうです。高校卒業時には、170cmだったのですが、現在自称172cm。本当は、173cmのようですが(笑)。



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新座市 平林寺
当県に、こんな名刹があるとは、今まで全く知りませんでした。平林寺は、武蔵野の一角、野火止台地に約13万坪の境内地を有する禅寺です。


先日、埼玉建築士会女性委員会が、ここを会場とし、勉強会を行いました。私を含め、女性委員で計画し、埼玉建築士会会員に参加者を募りました。参加者、過去最高の65名!


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現在、総門、三門、仏殿の保存修理工事が行われています。工事を担当されている工務店さんが、工事の詳細を説明して下さいました。


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事前に工事概要資料まで作成して下さいましたので、大変有意義な見学が出来ました。


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この度の勉強会は、ご住職の協力も得られ、修理中の仏殿内部も見せて頂くことが出来ました。


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元は岩槻にあったものを、1663年に野火止に移築しています。


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立派といえば立派ですが… 仕事としては、ちょっと雑な感じもする仏殿です(笑)。


この平林寺は、大型バスが連なるほど、紅葉が有名だそうです。敢えて、その時期を狙っての勉強会でしたが、やや時期尚早。


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広大な境内地の中に、大河内松平家の廟所があります。現在でも、このお寺のスポンサーは、松平家らしいのですが… 本堂、廟所、林泉境内という庭園は、一般の方は入ることが出来ません。


廟所は無理でしたが、建築士会の会合ということで、特別に本堂及び庭園を見学させて下さいました。


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2009年に天皇皇后両陛下がお見えになった際に、そのために前住職が出雲の足立美術館に足繁く通い、参考にして造った庭園だそうです。ちょっと、一般人には理解出来ないスケールのお話です(笑)。


庭園の中には、西本願寺の飛雲閣を真似た建物もあり、真似の好きではない私は、笑ってしまいました。


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素敵な雰囲気を醸し出している部分もあります。


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あと一週間遅ければ、この庭園もまた違った風景だったかもしれませんね。


何しろ、この度の勉強会、私もスタッフの一員として動いていましたので、ゆっくり見て回る時間はありませんでした。今年は無理なので、来年の紅葉の時期に、もう1度訪れてみようと思います。


富山県 室堂小屋
室堂とは、本来、山岳信仰の修験者が宿泊したり祈祷を行ったりする堂のことです。そこから派生して、地名となる場合もあります。その典型が、立山黒部アルペンルート上にある室堂でしょうか。


地名が先走りしていますが、歴とした日本最古の山小屋が実在しています。国指定の重要文化財です。


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文化財としての正式名称は、立山室堂。南室と北室の2棟からなります。ともに、梁間4間、桁行5間。南棟は、1771年、北棟は1726年の建立とされています。


現在、内部は公開されていますが、写真撮影は不可でした。内部の柱は、全て尺角。通常の住宅の3倍ですから、この地方の雪の多さを物語っています。


外部に、こんな写真がありました。


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大正時代の修験者との説明書がありましたが… ルートが整備された現在でも、ここまで来るのは大変なのに、この方達は、どうやってここまで来たのでしょうか?


お天気が良ければ、娘たちとその山岳信仰の中心となっている立山寺のある雄山まで登ろうと思っていましたが、生憎のお天気で中止。


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八方尾根でパラグライダーを楽しんだ後、ここ室堂まで足を伸ばしました。立山黒部アルペンルートの長野県側の入り口となる扇沢駅です。ここから先は車では入れませんので、車を止め、トローリーバスに乗ります。


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バスを降りると、黒部ダムです。圧巻です。


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ちょうど今年で、黒部ダム50周年。日本の土木技術は世界一です。半世紀前にこういうものを造り上げている訳ですから、素晴らしいと思います。


幸い、こんな展示を行っていました。


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建築と土木は、世界が全く異なります。それでも、分かる範囲の中で、娘たちに説明をしていると…


        母ちゃん、旅行なんだから勘弁して~!


と、次女が逃げ出しました。勿論、続いて三女も(笑)。仕方なしと諦めて、ケーブルカーの駅に向かいました。


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ここから、ケーブルカー、ロープウェイ、更にトローリーバスと乗り継いで、漸く室堂到着です。


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別山・浄土山・雄山の立山三山です。


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室堂の中心、みくりが池です。


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別天地! 大変、美しい所でした。お天気は下り坂ながらも、次のバスまでの小1時間、散策が出来ました。


4時ころより、雲が厚くなってきました。が、一瞬の切れ間に、剱岳がその姿を現しました。


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本当に、黒い山なんですね。こんなに近くに見ることが出来て、感動しました。


2日間の内、1日だけでも晴れたので、良し。2日目、山に登れず、早々に下山した母娘3人は不完全燃焼。帰路、軽井沢アウトレットに寄道し、ここで完全燃焼(笑)。


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娘たちとの2日間、いい夏休みとなりました!




京都を駆け抜ける3
前回の嵐山ライドは、云わば余興(笑)。2日目の見学は、三十三間堂、東福寺、東寺、西本願寺と予め組んでおりました。全て京都駅周辺です。


新幹線が2時半でしたので、大急ぎで行動しないと見切れません。


京都市内の寺社の見学時間は、大抵が9時からですが、ここ三十三間堂だけは8時から。勿論、時間を無駄にしたくない私は、Just on time!


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正式名は、蓮華王院。国宝です。柱間が33あることより、三十三間堂と呼ばれています。平安後期、後白河上皇により創建されましたが、80年後に焼失。現在の建物は、1266年の再建です。


梁間22m、桁丈120mのこの大建築が長きに渡り存する秘密は、基礎構造にあります。版築という工法で、地震力を吸収するようになっています。この時代に、そういう技術があったことに驚かされませんか?


この後、東福寺に移動しました。山の中腹にありますので、しみじみママチャリではなくて良かったと思いました。東福寺に向かう途中の上り坂からの風景です。


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東福寺内の天通橋です。紅葉シーズンになると、ポスターなどに使われている風景です。


天竺様を思わせる、室町初期再建の三門です。現存最古最大と言われております。国宝です。


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東福寺というと、見落とせないのが、この禅堂です。


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1347年再建ですが、中世から残る唯一の座禅道場です。鎌倉風の花頭窓が素敵です。


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この角度からの眺めが1番だと思うのですが… ご覧の通り、駐車場。もう少し、考えて欲しいと思いますが、こう場面は多々あります。


次に向かったのは、東寺です。平安京唯一の遺構です。


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幸い特別公開日でしたので、この五重塔の初層内部を見学することができました。


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初層の組物を良く見ると…


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天の邪鬼がいます。私などは、こういう物を面白いなぁと思いながら見学します(笑)。


国宝の講堂です。時々、修学旅行生が途絶えます。その時が、シャッターチャンス!


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東寺敷地内にあります大師堂です。弘法大師の住房で、大師信仰の中心となっている御堂です。


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非常に美しい建物です。今回の見学の中での、私の1番でした。


最後に訪れたのが、西本願寺。ちょうど、親鸞聖人の降誕会という行事日でした。


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行事日であるので、境内地内にある非公開の国宝・飛雲閣がこの日は公開になると知って、態々予定に入れました。


この本殿の奥に、その飛雲閣はあります。


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降誕をお祝いするためのお茶会を、その飛雲閣の中で催すということでしたので、茶会席券5,000円を購入しました。深く考えると、理不尽なことだらけ。何故国宝なのに、一宗教の支配下にあるのか? 茶会席券代は、何に使われるのだろうか? etc.


           でも、さすが、飛雲閣!


という建築物でした。唯、残念なことに写真撮影禁止でした。内部なら分かるのですが、何故か外部も不可でした。


丸2日間ひとりで楽しんでしまった私は、京都駅デパ近で娘のお土産を買い込みました。


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娘からのリクエストに加えて、名称の面白い和菓子を買ってきました。右端がそうですが… 阿闍梨餅!


初日は残念なことに雨でしたが、2日目は存分に楽しむことが出来ました。全て、自転車のおかげです。しみじみ自転車乗りで良かったなぁと思いました。私を自転車の世界に引きずり込んでくれた友人に、改めて感謝したいと思います(笑)。





京都を駆け抜ける2
2日目は、4時半起床。私の体内時計の精度は非常に高く、いつも就寝してから4時間半で自ずと目が覚めます。長年の習慣とは恐ろしいものです。前日の肉体疲労度や深酒度には無関係です(笑)。


窓の外を眺めると、怪しいながらも降ってはいません。ならば、


          いざ、出陣!


5時ちょうどにホテルを出ました。


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雨さえ降っていなければ、自転車ほど快適な乗り物はありません。


ホテルの朝食が7時ですので、持ち時間2時間のこんなコースを走ってみました。





          早起きは、三文の徳!


自転車生活をするようになって、積極的に早朝を楽しむようになりました。早朝には、早朝ならではの景色があります。ホテルより7キロ地点の、京都市内西部を流れる桂川です。


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ミニべロなる自転車に初めて乗りましたが… レンタルなので、サイクルコンピューターがありません。速いのかどうなのかも、さっぱり分かりませんでした。ペダルをたくさん廻す気がしましたが、乗り心地は悪くはありません。速度感もそこそこで、なかなか快適です。7キロ弱を20分で走っているので、クロスバイク並みと言ったところでしょうか。


渡月橋です。時間が時間ですので、観光客は誰もいません。


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但し、困ったことに、世界遺産であるこういう所も開いてはいません(涙)。


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嵐山まで出向いたのには、訳があります。どうしても見たいところがありました。メインストリートから少し外れ、竹林の道をいきます。


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光源氏がその昔、通ったであろう小路です。


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晴れていたら、さぞかし美しいことでしょう。と、直ぐ欲深いことを思う私ですが… 晴れ運の全てを登山で使い果たしているので、仕方ありません。雨が降っていないだけ良しとしなければ!


ここが私の訪れたかった場所です。野宮神社。秋篠宮ご夫妻が訪れた碑もありました。


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一見、小じんまりとした何の変哲もない神社に思われますが… 源氏物語ファンにとっては、痺れるような場所なのです。


源氏物語とは、光源氏の女性遍歴や権力闘争を綴った物語ですが、その中に六条御息所という前東宮妃が登場します。生霊となり、自らの命の期限を知った六条御息所は娘とともに、伊勢へ下ることを決意し、この地へ移ります。そして、光源氏もここを訪れるという下りです。


源氏物語には数々の女性が登場しますが、私は生霊にまでなったこの六条御息所が大好きです。いくら知性で武装しても、自らの心は押えきれない。人間らしさを感じます。


苔むした境内地です。

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不思議なもので、苔のある風景には、晴天より曇天が似合います。


早朝より、ひとり源氏の世界に浸ることが出来て、大満足な嵐山ライドとなりました。


ちょっとのんびりし過ぎて… ここから7時の朝食バイキング会場に猛ダッシュ(笑)。






京都を駆け抜ける1
大阪での新田くんの個展の後、京都に行きました。関西など、次回はいつになることやらですので、またまた欲深い計画を立てました。持ち時間は、1泊2日。と言っても、昼過ぎ到着で、翌日の夕飯までには自宅に戻らなければなりません。


          時間があれば、全ての神社仏閣を見て回りたい!


当然無理なので、優先順位を付けてました。建築史の教科書に出てくるものに限定。専門学校の講義にも反映できるようにとの下心有りです(笑)。


ガイドブックを買って調べてみますと、地下鉄・バスは縦横無尽。でも、素人には難しそう… 全体図を眺めている内に、


          もしや、自転車が1番?


歴史と京都に詳しい友人に、私の回るコースを相談すると、


          ママチャリだと、ちょっと厳しい…


ならば、レンタル料は3割アップだけど、これで京都市内を観光しよう! 京都駅前でレンタルした今回の旅の相棒です。


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生憎、その日の京都のお天気予報は、午後3時頃から雨。ということだったのに、12時半に自転車を借り、烏丸のホテルに向かっている最中から、雨が降り出しました。それもいい量の雨です。


          お天気の馬鹿!


馬鹿の程度は、お天気より私の方が上。雨は想定していたので、完璧な雨具持参です(笑)。


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難点は1つ。ロードバイク用のこのレインカバー、性能は完璧ですが、普段の靴に被せるのはかなり無理がありました。真似される方は、ご注意下さい! 細身の靴でないと、結構大変です。


完璧な雨具に身を包み、先ずは二条城です。


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将軍の上洛時の居館として、徳川家康によって1603年に造営され、更に1626年に3代家光によって大改築が行われ現在の姿になっています。武家風書院造の代表的な建築で、遠侍・式台・大広間・蘇鉄の間・黒書院・白書院の6棟が雁行に並んでいます。


写真撮影が禁止ですので、内部を紹介できないのが残念です。左手より、大広間・式台・遠侍です。


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小堀遠州の作と言われております二の丸庭園です。が、私には、庭園の素晴らしさは、ちんぷんかんぷん(笑)。


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本丸そのものは、1750年に落雷により焼失。現在のこの建築物は、京都御苑内にあった旧桂離宮御殿を移築しています。離宮殿の遺構としては完全なものとして残っている重要なものです。内部は非公開。


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二条城を見学している内に、雨足がどんどん強くなりました。


京都の旧家に嫁いだ大学の後輩がいます。夕飯を一緒に食べる約束を予めしていました。彼女が雨の中を走っている私を案じて、時間を繰り上げ合流してくれることになりました。


雨の中を走るって私にとっては普通ですが… 普通の人にとっては、普通じゃないわけです。かなりの雨でしたので、有難い申し出です。持つべきものは、後輩(笑)。


一旦ホテルに戻り、その後は後輩の車で京都巡りです。


慈照寺・下鴨神社・鹿苑寺の順です。


有名な銀閣寺です。


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ここの目的物は、こっちの建物です。東求(とうぐ)堂。慈照寺と言った時に、建築史上の優先順位は銀閣寺ではなく、この東求堂です。


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足利義政の持仏堂です。現存する最古の書院造です。北面東側に同仁斎と呼ばれる四畳半の室があります。この同仁斎が草庵茶室の源流、四畳半の間取りの始まりと言われています。


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慈照寺見学の後、ちょっと甘いものでも食べようと、後輩と甘味喫茶に入ったのが運の尽き。20年振りの会ったものですから、お互いに喋りたいことだらけ。気が付いたら、5時半過ぎ。そこから慌てて下鴨神社に向かったものの、6時数分前。


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門を6時に締めるようでしたので、大急ぎ見学(笑)。


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干支毎に社殿があるんですよ!


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ここで、タイムアウトとなり、鹿苑寺は割愛。夕飯は、祇園でフレンチ。と聞いていました。が、やっぱり考え直したらしく、京料理のお店を予約してくれていました。


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こんなお上品なお料理を食べながら、喋り続ける私達。車なのでお酒を飲まない後輩の前で、ひたすら飲み続ける私(笑)。最高に美味しい京料理とお酒でした。


この日のレンタミニべロの走行距離は、10キロ弱。雨でしたので、仕方なし!







久喜市 鷲宮神社
テレビは見ませんし… アニメや漫画も興味がないので、実は何も分かっていませんが…


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こういうものがあって、その中に鷲宮神社が出てくるそうです。それで、注目を浴びるようになったようです。今や、正月三が日の初詣の参拝者数47万人! 当県2位だそうです。


当事務所より20数キロの所にあります。ちょっと気になり、その歴史を調べてみて、更に吃驚。社伝によれば、神代の昔、天穂日命が東国を経営するために武蔵国に到着し天穂日命のお供の出雲族27人の部族と地元の部族が当地の鎮守として大己貴命を祀ったのに始まるという関東最古の大社です。


       そんな由緒ある神社が、こんな近所にあったとは…


更に調べていくと… 坂上田村麻呂を始め、征夷の歴代武将が立ち寄っているというではありませんか。源義家・頼朝・義経、武田信玄、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康等々。


       ならば、行くしかない!


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この鳥居の下に、このような立て札がありました!


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お恥ずかしながら、初めて出会う言葉でした。その意味を検索してみると、「社寺の境内などに車馬を 乗り入れることを禁止すること。また、その札。」自転車を神社脇に止めて、境内地を歩いてみました。


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過去に相当数の神社を訪れておりますが、ここ鷲宮神社の境内地の広さは半端ではありません。歴代武将が訪れたというのも納得が出来ます。


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建築的に面白いなぁと思ったのが、本殿です。比較的新しいものですが、建築様式が異なるものが、2棟。


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社務所で尋ねたものの、私が望んだ回答は、残念ながら得られませんでした。


ここまでちょうど25キロ。予定ではもう少し足を伸ばすはずでしたが、あまりの強風に負けました(笑)。ここまでの間に、風で3回も車体ごと流され、私には危険風域。


帰路、偶然止まった信号です。


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当社は今月、決算。加えて、世間は確定申告の時期。何だか、国に税金を納めろと言われている気分。


普段、車でしたら見過ごしています。自転車生活の面白さって、こういう部分にあるのだと思います。


思いの他、早くに春日部に戻りましたので、阿部美紀御用達のセオサイクル・春日部店に立ち寄り(笑)。


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久し振りにアップダウンのある所を走る予定なので、ブレーキ回りのメンテをお願いしました。いつも担当してくれるのは、青木店長です。


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これだけ乗り回している自転車ですが、未だパンク経験もなく、自分では何もメンテが出来ません(笑)。都合良く、餅は餅屋的ないい加減な私の思考。こんな考えだから、本日ダイエット目的で出掛けたはずが、たったの50キロで戻ってきてしまう訳です。勿論、結果はダイエットに程遠し…


蔵の街・栃木
私の所属する(社)埼玉建築士会では、この時期毎年建物見学会を行っています。今年は、蔵の街・栃木でした。


会員は全県ですので、集合場所は大宮駅。当然ですが、解散場所も同じ。栃木から春日部でしたら、ほぼ直線で南下すればいいのですが、帰りが大宮経由ですと、遠回り。なので、許可を頂いて、私は自転車!


大宮駅まで自転車で行って、バスのトランクに入れて頂きました(笑)。


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途中、葛生という町で工場見学をし、栃木で昼食。食後、各自で町並み見学ということになっていました。


なかなか素敵な懐石料理のお店でした。朝、大宮駅までの25キロをダッシュした私には、量が足りませんでしたけれど(笑)。


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栃木の街は、当県の川越同様、小江戸と呼ばれていますが… 川越とは異なり、建物が一か所に集中していません。徒歩ですと、見学範囲も限られていますので、それを知っての自転車選択です。自由行動ですので、自転車長距離界のスーパースター栃木在住の小花さんに、街案内をお願いしておきました。


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予め調べて下さっていましたので、沢山見学することが出来ました。


先ずは、栃木のという名の由来という説のある『神明宮』。かなり老朽化が進んでいます。


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『とちぎ蔵の街・美術館』です。


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メインストーリートはこんな感じ。


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『下野新聞社』です。


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教育委員会が管理している『郷土参考館』です。


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栃木観光の名所『岡田記念館』。江戸時代の畠山家の陣屋跡です。映画の撮影がよく行われているそうです。


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生憎の休館日でしたが、ここが『横山郷土館』。横山家は店舗の右半分で麻問屋、左半分が銀行を営んでいた明治の豪商だったそうです。


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その横に建つ蔵には、大谷石と岩船石が使われていました。


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この正面、巴波川を挟んで、『塚田歴史伝説館』です。1番栃木らしい風景ではないでしょうか。


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小花さんのご案内のお陰で、効率的に建築物を見て回ることが出来ました。


ここで、真っ直ぐ春日部に戻ればいいものを… 折角なので… これが私の悪い癖(笑)。


       佐野厄除大師に行きたいです!


という我儘を言いまして、先導して頂きました。寄道し過ぎで、辺りは真っ暗!


予め、バス用に輪行袋を持っていましたので、途中で、電車に乗ることにしました。小花さんに輪行準備を殆どして頂きました。


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ちょっと、真っ暗で寂しい駅(笑)。


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上りの電車はガラガラで、あっという間に春日部駅に着きました。


       やっぱり、電車は自転車より速い!


私の我儘にお付き合い下さいました小花さんより、私の方が明らかに早い自宅到着となってしましました。半日お付き合い下さいましてありがとうございました。栃木観光の方が増えますよう、宣伝をしておきます!



鹿沼市 古峯園
題して『紅葉狩りツーリング』、カテゴリーは『自転車』なはずが… 途中で挫折しましたもので、情けないことに『建造物探訪』に分類です(笑)。


栃木駅集合。初単独輪行で、楽しみにしていました。総勢8名と伺っておりまして、初めてお目に掛かる方が5名。年に数回ですが、このような形で、ご一緒させて頂き、色々な出会いと学びを大変楽しませて頂いております。


昨日のコースです。





予定時間に栃木駅を出発。その途端、山川さんパンク!


        ちゃんと、空気入れてきたの(笑)?


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パンク経験皆無な私は、こういう場面、常にひと事(笑)。きっと、私自身がパンクしたら、大騒ぎをします! 何の役にも立たないので、その間、建築物見学。


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来週の13日に、埼玉建築士会の研修会で再度ここを訪れますが、栃木の町並みはとっても素敵です。


標高200m地点では、紅葉はまだまだ。


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少し上がった辺りで、漸く、秋色発見!


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出発して20数キロ。この辺りまでは普通だったのですが、この後の坂が上れない、上れない!



       どうしたんだろ、私?



上りながら、色々振り返ると…


       この半年、毎月100キロしか走っていない!

       前日の俄か練習に無理があったのか?


20数キロの上り、残念なことに写真を撮る余裕がありませんでした(笑)。練習不足な上に、この坂、かなり手強い(笑)? 私の率直な感想を申し上げますと、


       車坂峠の方が、よっぽど楽!


あまりに迷惑が掛かり過ぎるので、40キロ地点の古峯神社で私はみなさんとお別れ。自転車生活、初挫折!


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私はいいのですが、山川さんが私の挫折の犠牲者になってしまいました。挫折の功名(笑)? ずっと前から見学したかった古峯神社内の古峯園に立ち寄りです。


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1番いい時でしょうね。


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25000坪の廻遊式日本庭園です。敷地内には、お茶室もあります。


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ここは、お食事処。景色もよく、お料理も大変美味しいかったのですが、私には量が足りませんでした(笑)。


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お食事をしながら、こういう眺めを楽しめます。


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食後も少々、紅葉を楽しみ…


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でも、満腹になっていない私には、どうも後方の植物が、ライチに見えます(笑)。


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ズームをしてみたら、ライチじゃないので、ガッカリ!


ここで小1時間を過ごしましたので、一路栃木駅へ。只管、下りです。


途中の、古峯神社の鳥居。この大きさが、その歴史と信仰の深さを物語っています。


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この後、みなさんと栃木駅で合流し、ビールを買って、東武スカイツリーラインに乗り込みました。実は、この日の私の最大の心配事は…


       後輪、自分で付けられるかなぁ?


行きはいいのですが、当然ながら帰りは一人。でも、この日初めて、一回で後輪が付けられました(笑)。


同行下さいました皆さまには大変ご迷惑をお掛け致しました。もう少し走れるようにしておきますので、これに懲りず、また誘って下さい!








古河市 鷹見泉石記念館
この頃すっかり停滞気味の自転車での建築物探訪ですが… 今日は、ちょっと仕事を抜け出し、茨城県古河市にあります鷹見泉石記念館を目指しました。1カ月振りの自転車で、季節はすかっり冬!


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江戸川CRから、筑波山がよく見えました。江戸川CR・利根川CRと行く予定が、途中の境大橋上で突風に会い、初めて自転車ごと飛ばされました。潔く茨城県内はCRは止め。おかげでかなりの回り道。45キロもありました。


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鷹見泉石なる人物は、江戸時代の蘭学者であり、古河藩の家老です。この絵をご覧になれば、ああと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。


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楓が紅葉し始めていました。1633年の建築です。


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管理人不在にも拘わらず、よく手入れが行き届いています。式台には生花が活けてありました。


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西面に回って見ました。ここの井戸にもお花が置かれていました。


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南面。やはり、江戸時代以降の日本家屋のこの解放感は、いいですね。歴史的に、平和な時代はこのように住宅に解放感があります。戦国時代の住宅とは、全く趣が異なります。


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日本の風土に合わせ、風が室を抜けるようになっています。現行法の壁量計算をしたらアウトになりますが、これでも311の被害もないので、大したものだと思います。


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12月4日より、屋根の葺き替え作業のため、暫く閉館になります。という事を昨日知って、慌てて見学に出掛けた次第であります。




秩父市 秩父神社
当事務所より、自転車でちょうど100キロの所にあります。秩父神社と言いますと、京都祇園祭、飛騨高山祭と並び、「日本三大曳山祭」(日本三大美祭)の ひとつに数えられる夜祭りで大変有名です。


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その創建は大変古く、第十代崇神天皇にまで遡るとか。知知夫国の総鎮守です。


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この社殿は、戦国時代に武田信玄に焼かれた後、徳川家康が寄進したもので、江戸時代初期の建築様式をよく留めていることなどから、埼玉県の有形文化財に指定されています。


この彫刻は、左甚五郎作となっていました。伝説の彫刻家・左甚五郎は、果して実在の人物だったのでしょうか?


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秩父には長瀞という、当県一の景勝地もあります。是非訪れてみて下さい。ダサイタマも捨てたもんじゃありません(笑)。


この頃長い距離を走っていませんので、今日は自転車の練習をしに行ってきました。来週末、長距離イベントにエントリーしていますので、そのスタート時間に合わせて、出発してみました。ほんとは4時ですが、やや遅れの4時半。


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自転車に乗るようになってから、日の出が何とも言えず美しいことを知りました。副次的産物でしょうか。


横に長い埼玉県、東部地区は田圃だらけでちっとも面白くありませんが、西部地区は自然が一杯です。ちょうど、当事務所より50キロ地点の所です。秩父の山々が見えてきます。


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自転車でアップダウンの練習をするのであれば、定番がこの定峰峠。かたが標高620mなのですが、登り甲斐があります。何しろ、暑い!今日も、30℃後半。


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今日は、地元埼玉の方々がいい所という秩父さくら湖に寄ってみました。三女の名が桜子ですので、前々から行ってみたいと思っていました。


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でも、どこがいいのか、ちっとも理解出来ませんでした(笑)。


私がいいと思う景色は、こういう所ですので… これは、北八ヶ岳の白駒池。次元が違い過ぎるかなぁ?


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このダム湖到着が、11時前。じりじり気温が上がり、この日差し。


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     やっぱり、私は暑いの、大嫌い!


久し振りのロングライドの割には、脚は大丈夫!恐らく、この間登山に精を出していたからだと思います。ただ、暑さ故の頭痛がこの時間も治まりません。


来週予定のブルベは、甲府。今日の気温を確認すると、当県とほぼ一緒。もう1日練習してみて、気温と相談しながら、参加するか否かを考えようと思います。


靖国神社参拝
子ども達も大きくなると、その行動は各々。何故か、部活がお休みの次女がぽつりと家にいて、


      なんだか、ひとりで淋し~い!


と、直訴してきました。午前中だけなら都合がつくので、昨日が終戦記念日だったこともあり、急遽靖国神社に参拝に行って参りました。


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自分の子どもを伴って訪れるのは、初めてです。が、祖父が戦死のため、幼少時は祖母に手を引かれ、何度も来ています。


子ども心に大きなぁと思った一の鳥居は、今でも大きいですね(笑)。


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終戦時も今日のような暑さだったのでしょうか。


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中央にあるのが、維新十傑の1人で、靖国神社の創立者の大村益次郎の像。一の鳥居からここまで相当の距離だと思っていましたが… 大したことはありませんでした。


境内には、神楽殿もありました。


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父を亡くして10年になりますが、父から聞いた祖父の話を、道々次女に伝えながらきました。支那事変の後半に出征しています。私の父もその妹も、父親を知らずに育っています。支那事変の終息近くに、間もなく戻るとの手紙が満州から来た矢先に、新聞に銃殺された場所に名を刻んだ木標の写真が載ったそうです。


父、小学校1年。遺骨箱に入っていたのは、石。その遺骨箱を抱えて葬儀に臨む父の写真が実家にありました。その頃はまだ戦死した者は英雄として、盛大な葬儀を行っていたので、父は何が何だか分からないまま、嬉しかった記憶の方が強かったと話していました。


靖国神社の資料館である遊就館では、『大東亜戦争・開戦七十年展』が開かれています。


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人間魚雷の回天の実物展示もしています。次女は高2ですので、いい勉強になったのではないでしょうか。各展示の説明書を読みながら、その者の視点により表現される内容が全くことなるということ、人の考えを鵜呑みにするのではなく自分自身で物事を精査することの大切さを教えることが出来ました。どの程度、理解したのかは分かりませんが…


御遺影が飾られているコーナーに来ると、私に曾祖父の名を聞き、名簿を確認していました。特攻隊員の遺書を真剣に読んでいました。


      大空に散りて行く身の若桜 楯となり永久に國守らむ


次女にとっては、曾祖父をはじめ、この国を守るため自らの命を掛けて下さった方々が大勢いることを知るいい機会になったのではないでしょうか。


参道脇には、こんな昭和な食堂がありました(笑)。


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あまりの暑さに、ここで小休止をして帰って参りましたが… エアコンが当たり前の我が娘は、しきりに横で能書きを垂れておりました(笑)。


小諸市 水明楼
島崎藤村と言いますと、『夜明け前』『破壊』を思い浮かべる方が多いと思いますが、『千曲川のスケッチ』という写生文があるのはご存知でしょうか?


その中に、「水明楼にくる度に、私は先生の好く整理した書斎を見るのを楽しみにする。そればかりではない、千曲川の眺望はその楼上の欄に寄りながら恣に賞することが出来る。」と書かれています。


この先生とは、この地方の青年教育に尽力した小諸義塾の木村熊二塾長の事です。ここで、島崎藤村が招聘され教鞭を執ったことにより、塾長の名より、藤村のイメージの方が強いかもしれません。


いつかは、この水明楼を訪れてみたいと思っておりました。先日、自転車の練習に出かけた際に、コースに入れていました。


地図上では、この辺りのはず・・・ なのに、なかなか見つけられず、結構きついこの坂を2往復。地元の方に教えて頂き、やっと発見!


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思っていた通りの趣のある建物でした。1898年、士族屋敷を移築したものです。


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管理の方はいらっしゃいませんが、内部は解放され、照明も点灯されていました。


1階部分です。恐らく、食堂兼居間として使われていた室だと思います。


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藤村のいうところの先生の書斎は、この2階部分。


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ちょっと、口では説明できないほどの素朴で見事な空間です。欄に寄っての眺望も、何とも言えません。眼下に、藤村ゆかりの中棚荘を眺めることが出来ます。


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時代が変わり、千曲川をはっきり目にすることは出来ませんでしたが、藤村ファンには堪らない建築物だと思います。




小諸市 懐古園
落ち込んだ時にこの私のブログを見て、元気を出すというお友達がいます。でも、今回はそういう方は、ご遠慮ください。更に落ち込んでしまうかもしれません(笑)。


3人の子どもを抱え、自分で仕事をするには、相当のエネルギーが必要です。そういう意味では、私はかなりのエネルギーを持つ人間だと自分でも思います。マイナスの状況を、プラスに転換するのも上手な方だと思っていました。が、この数カ月うまくいきません。


更年期障害? 心の病? なんて周囲から笑われいますが、情けないことに一つのことが自分の中で消化出来ません。原因は明確なので、自分の中で足掻いているのですが、どうしたことかいつものように上手くは行きません。


こういう時は状況に逆らわず、身を委ねた方がいいそうですが、大人しくしているような性分ではありません。


   当県一のパワースポットに行って、エネルギーを貰って来よう!





片道130キロなので、朝5時出発。勿論、自転車です。実は過去にも挑戦しておりますが、途中雪で挫折しております。そして、今日も上尾で小雨に会い、また挫折。どうも、三峯神社には縁がないよう… この頃、何をやってもうまく行きません。


7時に事務所に戻り、お天気のましな所を探してみると、長野県の上田市周辺。


    ならば、小諸に桜でも見に行こう!


丸1日空くなどいうことはあまりないので、有効に使わないと!勿論、今度は車です。埼玉県は重い雲に覆われていました。途中、霧が深く、群馬県の横川SAもこんな感じ。


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ですが、小諸に着くと、いいお天気でした。小諸城の大手門、重要文化財です。1612年の建築です。この大手門は、青森県弘前城の大手門と並んで、東日本の双璧と言われています。


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平成の大修理で手を入れ過ぎたようです。あまり、重文の重みはありません。


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この見学の後、懐古園に桜を愛でに行きました。


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満開の桜! いい気分転換になりました! のはずが… このカメラ位置だけ咲いている状態。まだ開花宣言もされていませんでした。


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小諸市、標高600mですので、満開までもう少し時間が掛かるようです。予定されている桜祭りも期間を延長するようです。園内は、まだ冬景色。


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遠路遥々、桜を見に来たのに、ここでもまた踏んだり、蹴ったり。やっぱり、付きの悪い時は、足掻かず、じっと時をやり過ごした方が賢いのかもしれません。


日光街道 越谷宿
東京スカイツリーライン・越谷駅を中心にした1.6キロの街道に、このような商家が10軒点在しています。


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どの家も築200年は越えていると思われます。黒漆喰壁で、川越を連想する埼玉県人も多いのではないでしょうか。


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残念なことに、ここ越谷宿では、これら10軒が点在してしまっていますので、川越のような町興しは不可能。ですが、一軒一軒にその暮らしの重みを感じることが出来ます。


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この観音開の扉の厚さから察するに… お宝がたくさん詰まっていそうです(笑)。


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越谷宿は、観光地化されていませんので、現在でも、その半数が脈々と家業を営んでいます。


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きちんと名乗って見学をさせて頂きましたので、ご主人が色々説明をして下さいました。


311による被害。その後も強風時に、壁が剥落してしまうそうです。


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どこまで、どう直すのか、非常に難しい問題です。ただこのように漆喰が落ちたままの状態で放置してしまうと、下の土壁が水を吸ってしまいます。


hana houseのお客さまは、当春日部市とお隣の越谷市に多いもので、この日光街道は頻繁に通ります。事務所を中心に、半径25キロ以内は自転車圏ですので、勿論今日も自転車です。


これが、私のベンツです(笑)。


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概ね月に500キロ前後はこれで移動します。ママチャリよりはお値段が張りましたが、月に2回の満タン分が節約できるので、今のようにガソリンが高い時期には、得した気分になります(笑)。



軽井沢町 聖パウロカトリック教会
娘たちが小さい頃からの習慣ですが、どこかへ出掛けた際は、必ず1つだけ建築物見学を組入れます。昨日はこの聖パウロカトリック教会。


1935年の建築です。設計は、米国建築学会賞を受賞したアントニン・レーモンド。チェコ出身の建築家で、フランク・ロイド・ライトのもとで学び、帝国ホテル建設の際に来日。その後日本に留まり、モダニズム建築の作品を多く残した高名な建築家です。


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残念なことに、昨日は内部見学が出来ませんでした。ですので、建物をぐるっと一周。


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ちょっと見ない方が良かったかもの北面(笑)。でも、見上げてみると、やっぱり素敵!


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三女のお強請りで、日帰り軽井沢。部活一筋のこの三女。現在、家の中にあるもの全てを食べてしまいます。この1年ですっかり逞しくなりました。只今163㎝、まだまだ伸びそうです。


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この頃、3娘たち、とっても面白いんですよ。3人が3人とも、私との1対1の行動を望むようになりました。という訳で、母は目が回りそうですが、時間の許す限り、付き合うようにしています。女同士、色々な話が出来る年齢になってきているので、今また子どもって面白いなぁと思うことが増えました。


三女が自分で検索して見つけたお店はここ。


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目的物は、何かと言いますと、フルーツソース。先月、友人から頂いたこのフルーツソースが絶品で、どうしてもまた食べたいと(笑)。


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私は、朝食にヨーグルトを必ず食します。その際に、ドライフルーツやジャムを合わせます。1番私の気性に似ているこの三女が、食生活まで真似るようになりました。


この他に、予定外のTシャツも買わされました。親の利用の仕方を最も心得ているかもしれません。


折角なので、ちょっと足を伸ばし、以前雑誌で見たことのある日帰り温泉施設に立ち寄り。軽井沢から小1時間の東御市にある湯楽里館。入浴料500円です。


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もう少し、温度が高いといいのですが… 露天風呂は寒くて長い時間は無理でした。でも、雑誌の通り、日没風景はなかなかでした。


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正面の山々は恐らく、美が原だと思いますが… 間違っていたら、ごめなさい。





プロフィール

阿部美紀                     

Author:阿部美紀                     
hana house有限会社 取締役
一級建築士・宅地建物取引主任者
1964年生 3女の母

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