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2011/06
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一級建築士への道①
設計という仕事に携わっている者であれば、一級建築士の資格は欲しいものです。私も決して例外ではありませんでした。20代前半に二級建築士の資格は取ったものの、私の場合は建築的には専門学校卒ですので、一級を受験するには、卒業後4年間の実務経験が必要になります。


24歳で結婚はしていたものの、その4年の実務経験のため、黙々と設計事務所で働いておりました。漸く満4年が経過し、初受験となる年に長女の出産が重なりました。今でも手元にある当時の過去問を見ると、かなり勉強していたようですが、出願の記憶さえありません。勿論、試験は受けていません。


子どもも一人の時までは、内職として展開図などを書いていましたが、次女の誕生以降は不可能となりました。その後、約7年の専業主婦を経て、建設会社の時短社員として再就職。


女性建築士のデザインリフォームというのを看板にしていた会社で仕事をしていましたが、数年経った時に、同僚の一級建築士が辞めてしまいました。募集はしていましたが、空席は埋まらず状態が続き、


     仕方がないから、私が受けようかなぁ。


と、軽い気持ちで言ったのです。木造住宅が中心でしたので、二級程度の知識があれば仕事上は十分でした。ですので、ほんの冗談のつもりで言ったはずが… 本気にしてしまった人がいたのです。


     これは、まず~い! 


私は若い時の苦しい経験から、言葉だけは違えてはならないと思って、それを自分の中で信条としている面があります。私の言葉を信じてくれた人が、失望したり、傷ついたりすることだけはあってはいけない。今でも私が頑なに守り続けていることです。


そんなこんなで、一級建築士受験というものを考えるようになりました。夢を諦めないなどというような大袈裟なものではなく、冗談のつもりだったのに…状態。平成17年、40ちょうどの夏の終わりのことでした。


120%
先日、中原悟一級建築士を訪ねた折に、大変いいお話を伺いました。


これは事務所内に唯一飾られている、現役時代の写真です。


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蔵王大会の前チャンピオンとして、優勝ジャージを身に纏っていらっしゃいます。残念なことに、この大会での優勝は逃してしまったそうです。ですが、この時、ご自分の力の120%を出されたそうです。ゴールした後、力尽き、40分間も身体が回復しなかったと仰っていました。


優勝こそ出来なかったものの、現役時代で最も心に残る大会だったそうです。日本の頂点に立たれた方のお話ですので、伺っていて感動してしまいました。


人に話せるほどの一生懸命が、果して私にはあるのだろうか? と、半生を振り返った時に、私にも一つだけありました。日本の頂点に立たれた方のあとで、レベルが低過ぎて、笑われそうですが、これ!


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一級建築士の本試験まで、一カ月を切りました。当ブログを受講生・受験生も見てくれているようですので、40代で合格した私の奮闘記を次回から少し綴ってみようと思います。お楽しみに…


 
衣替え中
以前自転車屋さんで、色の付いたスポークを見ました。可愛いなぁ…


1年半前、今の自転車を注文する時に、色の付いたスポークのホイールが欲しかったのですが、予算上無理でした。でも、ずっと気にはなりながら、いつか全部白にしてみたいなぁと漠然と思っていました。


漸く念願叶って、こうなりました(笑)。


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白が欲しかったのに、途中で赤に迷ってみたり… 結果、初志貫徹の白。


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取り敢えず、ホイールだけ白になりました。この白構想、年明けから固めていましたので、小物類も、ほらね。


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事前に安物買いをして集めておりました。この安物買いした小物類は、自転車屋さんに持ち込むことは出来ないので、自分でなんとかするしかありません!


  タイヤ交換
    今日も自分で付け替えました。まだパンクを経験したことはありませんが、
    タイヤとチューブの交換は出来ます。室内であれば、自信満々です。

  サドル交換
    建築工具慣れしているので大丈夫と思い、過去に1回だけ自分でしましたが、
    結構細かく調整しないとならないので、あまり自分でしたくありません。
 
  バーテープ交換
    自分でしたことはありません。つまりは、出来ませ~ん。


ということで、やっと憧れのホイールを手にしたものの、衣替えは中断。自分で出来ないなら、安物買いなんかするな! と怒られそうですが…


この後の作業は、私を自転車の世界に引きずり込んでくれた友人にお願いしています。暫くお休みがないようなので、いつになるのかは分かりません。私は、先に楽しみがあるという状況が大好きなので、この小物類を眺めながらじっと我慢。


そう見えないようですが、意外に私は気の長い人間です。否、厳密には、感情を押し殺すのに慣れているというか、長けているというか、微妙な線ですね(笑)。


趣味室見学

   趣味(自転車)室のある専用住宅(木造2階建)



平成23年度二級建築士設計製図試験の課題です。この2年程ロードバイクなるものを、面白い、面白いと乗り回しているのを知っている専門学校職員から、この課題に向けての受講生向けの資料の作成と2時間の講義の依頼を受けました。


きちんと下調べをして、資料を作成したとしても、2時間をon stageで喋るのは至難の技。でも、引き受けてしまったからには、何とかしないと!


私の場合、単なる素人が乗り回しているだけで、メンテは自転車屋さん任せですし、タイヤ交換くらいしか出来ません。趣味としている人とは、レベルが違います。


ですので、ここでも時々お話している、自転車の世界で日本一のタイトルをお持ちの中原悟一級建築士の事務所見学に北茨城市まで行って参りました。


折角ですので、お天気が良ければ、自走予定で楽しみにしていました。初めてルートも作成!





ですが、昨晩の段階で降水確率が70%でしたので、潔く自走は断念して車(笑)。


予め平面図は送って貰っていましたので、事前に間取りは頭の中にインプット。玄関右手が、打ち合わせコーナーを変更して自転車コーナーになっているはずが、ドアを開けた瞬間、ホイール!


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右手の6畳ほどのスペースには、自転車がこんなに沢山!


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1番左の最新車を含め、6台。吃驚仰天です。こういうのがあったり、


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こんなものも、


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説明をして頂いても… 凄過ぎて!


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今では手に入らないもの…


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お宝の山々。さすが、師匠と呼ばれる方です。


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この他に、事務所内に更に2台ありました。


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お仲間で、もっと広い趣味室をお持ちの方がいらっしゃるので、更に常磐道を走って、いわき湯本へ。


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自転車屋さんではありません。個人コレクションです。広さ、20畳。工具もいっぱい!


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36㎝巾のハンドルを見せてもらい、私も欲しいなぁ…


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兎に角、その数に驚きました。


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メンテにこういう台が必要だそうで、私の為に態々外に出して下さいました。実寸と作業スペースの確認。遊びではなく、仕事中の私(笑)。


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4.5畳~6畳なんて、浅はかな私は考えておりましたが、最低でも8畳は欲しいですね。あと一週間、今日得た知識を元に、2時間講義が出来るように準備したいと思います。


中原大先輩とお友だちには大変お世話になりました。貴重なお時間をありがとうございました。


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お昼寝
なるものを初めてしてみました。2時間ですが、あまりの心地良さに病みつきになりそうです(笑)。


要領が悪いのでしょうが、この10日間ほど何故か時間に追われていました。そうなると、時間を捻出するには単純に睡眠時間を削るしかありません。と、いうことで、消灯1時半、起床5時過ぎ。


昨夕よりだんだん頭が朦朧としてきて、今日の午前中、銀行に行ったのに、


       通帳、忘れた~!


自転車に乗って事務所を出たものの、漕ぎながら、


       何処に行くんだったっけ?


あまりの効率の悪さに自ら辟易して、事務所のソファでお昼寝をしてしまいました。


昨年まで平気でしていたことが、出来なくなってきました。これが、歳を取るということなのでしょうね。


この中年じゃじゃ馬娘、日頃サイボーグなんて言われますが、ほんとはやっぱり人間です。でも、したことのないお昼寝などしたものですから、今晩は眠くならないかもしれません(笑)。




子ども室…考察編
住宅展示場の子ども室も大抵6畳、建売住宅のチラシを見ても6畳。日本の狭い住宅事情を考えたときに、果たしてこの広さが必要なのでしょうか?


親がその倍位のスペースを確保出来ていれば問題ありませんが、往々にして親の個室が無かったり、子ども以下の劣悪環境なのが日本の住まいではないでしょうか。


住宅の購入の目的は、子どもが大きくなったので子どもに部屋をというのがトップ。この子どもに個室という考えそのものは、戦後のアメリカ文化への憧れから来ています。


アメリカのみならず、欧州もそうですが、大人と子どもの領域は明確に線引きされています。それは社会だけではなく、家庭にあっても同様です。居酒屋に子ども同伴で行く姿は、恐らく他国では有り得ない光景です。必要以上の子ども優遇国です。


日本の地理条件と国民性という観点で歴史を振り返ると、他国の文化を受け入れそれを消化し、日本固有のものとするまでに300年は掛るということを書物で読んだことがあります。


現在は情報が早いので300年は要さないとしても、この現在の日本の住宅の間取りを文化的にも精神的にも違和感なく消化出来るまでに、まだ多くの時間が必要なのではないかと私は考えています。


戦後、なんもかんでもアメリカ物を生活に取り込んで来ましたが、そこには取捨選択というものがなされていませんでした。と、過去を振り返って文句を言うのは誰にでも出来ることですが… 文化的背景の違いまでを認識していなかったと思います。


いい加減そうに見えるアメリカ人ですが、その背景には宗教心があり、個々が明確な意思を持ち、表現します。子どもを含め、他者との拘わりとそのコミュニケーション手段が明らかに日本人とは異なります。移民国家ですので、他者に対して万事を言葉で表現します。それに対して、私達日本人のそれは、Nonverbal communication。適訳語が思いつきませんが、言葉を用いない意思疎通というもの。


戦争までの住宅は、田の字型住宅といって、畳室を襖や障子などの可動間仕切りで区切り、その時の用途に応じ自由に使うことが出来ました。プライバシーはありませんが、言葉以外でコミュニケーションを図る日本人には、目や顔の色、雰囲気や気配を感じ取るのに、程良い距離の住宅だったのではないでしょうか。


日米の文化背景の相違も認識せぬまま、取り込んでしまった住環境。その歪みが、半世紀を経て結果として出てきているように感じます。


労働意欲を失った若者や、ひきこもる子ども、携帯があれば友達はいらないという大人。古い人間なのかもしれませんが、私は異様に感じます。現実、こういう社会を作り出したのも、私たち。


一人で憂えていても何も変わりませんが、軌道修正していかないと、私達の祖父たちが命を掛けてくれたこの国が無くなってしまうような気がしてなりません。

子ども室…知識編
先日書棚を整理している折に見つけました。著者は、㈱横山彰人建築事務所・所長の横山彰人一級建築士。情報センター出版局から出ています。


2001年初版ですので新しくはありませんが、私自身も設計者として影響を受けましたので、昨晩再々読をしました。


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世間を震撼させた少年事件を、住環境という側面から追っています。取り扱い事件は以下の5つ。


   1.連続幼女誘拐殺人事件

   2.金属バット両親殺害事件

   3.女子高校生コンクリート詰め殺害事件

   4.神戸連続児童殺傷事件

   5.新潟少女監禁事件


あまりにも衝撃の大きい事件でしたので、驚かれてしまうかと思いますが、この事件を通じての住宅の共通点が引きこもりが可能な間取りであるという点です。


各事件毎に平面図が載っています。箱物としての住宅だけではなく、その本来あるべき姿にまで言及しています。


文章そのものは平易に書かれていますので、2時間もあれば読み終えます。


このような大きな事件こそはなくなりましたが、引きこもりは一つの社会現象と言っても過言ではありません。根本的な解決には程遠いいのでしょうが、知識を持つことによって防げる事もあるのではないかと、3人の子どもの母として、設計者として、この本を通じて思うことが沢山あります。


これから住宅をと考えている若い人に、住宅設計を仕事としている人に、更には教育関係者にも是非読んで頂きたい一冊です。

アメリカシロヒトリ
戦後、外材と共に日本にやってきてしまった蛾です。その幼虫のお話です。手足のないもの大嫌いなので、詳しくはこちらをご覧下さい。


先月、築40年の木造住宅の一部解体を行いましたところ、大工さんをはじめ、職人さん8人の全身に大量の赤い発疹が出来、大騒ぎになってしまいました。みんなで安易にダニだと思い込んでいましたら、犯人はこのアメリカシロヒトリの幼虫の毛。


サクラ、シラカバなどにいるそうです。身の危険を感じると、その毛を放ち、それが皮膚に付着するとアレルギー反応が出るそうです。病院に行くと、抗生物質が処方され、3日程服用すると症状は収まるそうです。


多くの自治体で、その駆除には対応しています。東京都などは駆除を依頼すると、完全防備の駆除作業員が、


    Ghostbusters! Ghostbusters! Ghostbusters!


と言いながら、行進してくるそうです(笑)。多分、かなり大袈裟…


過去にこの毛虫騒動を経験したことのある写真右・北條猛久一級建築士が、先月初めて経験した写真左・富野龍次一級建築士に、いつもの如く得意になって面白可笑しく説明していました。


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時々、このブログにも登場してもらっているこの二人、私の方が少々? かなり? お姉さんですが、何故か気が合います。大規模建築物の何でもこなす現場監督と木造の達人。


年に数回こうして集いますが、またまた私の知らない間にhana house会という名称になっているようです。昨晩は4人のはずが… 1人、何処行っちゃったんだ~(笑)。時には10人程の集いになることもあります。


この二人曰く、助さん格さん。という事で、いつもhana houseと私を助けてくれる大変有難い存在です。


お詫び
前記事を修正しようと思ったら… 間違えて、削除してしまいました。


コメント下さいました方、本当に申し訳ありません。


私、こういうミスはしたことがないのですが… 老眼かなぁ。
小布施町 浄光寺
茅葺屋根の形状に特徴のある、この薬師堂は国指定重要文化財です。、室町時代初期1408年の建立で、なんと築600年。茅葺屋根の入母屋造りで、天下屈指の最優秀作といわれる蟇股や木鼻、外陣天井を化粧屋根裏とした手法等にすばらしい技術が見られ、この時代の代表作と位置づけられています。


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間口3間、奥行4間と縦長の平面。正面を除き、開口部はありません。


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山門から、少々石畳を上った所にありますので、大変静かです。


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縁結びの神さまということだからでしょうか? 庭の添景としての石燈籠も、❤型。


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百度参りに使う百度石もありました。


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この浄光寺は一度は訪れてみたかったお寺でしたので、大満足。この屋根に雪が載っている姿も是非見てみたいものです。


山門横のお茶屋に立ち寄った時に目に入ったのが、このタウン誌。


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普段こういう物が視界に入ることはない私ですが… 意外と直感力があります。手に取り、裏返して、発行元を見ると㈱アスク。この小布施町に住む、大学時代の親しい友人が勤めている広告代理店です。


タウン誌の編集で、毎日深夜まで働いているのは知っていますので、やっぱりそうだ! 私の直感は結構当ります(笑)。この日も日曜出勤で会えず終い。


2人の子どもを抱え、頑張っている彼女を肌で感じたような気がして、とっても嬉しくなってしまいました。


      私も頑張らなくちゃ! 


って言うと、私の場合、いい加減にしろ! と、怒られそうですが(笑)。





中野市 武六園
私の行動力と行動範囲は、20代並みと、数日前に褒められた? 否、呆れられた?ばかりなのですが…


またまた、今週末も長野県に遠征してしまいました。前2週は松本方面でしたが、今回は長野方面です。自転車遊びではなく、娘とお出掛け。


娘たちが小さい頃より、6月下旬は必ずフリーツ狩りに行っています。ここ数年は私の仕事の都合で、どうしても中旬。今年は気温がなかなか上がらなかったため、さくらんぼ狩りの出来る農園を探すのが大変でした。


漸く見つけたのが、長野県中野市の武六園。上信越道を信州中野ICで下り、ナビで詳細を追えなかったため、少々迷いながらも、この看板を目印に、無事到着。


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ナビ頼り運転をしていると、地理や位置をあまり気にしなくなってしまいます。車を止めて外に出ると、この景色。農園前です。


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       もしかして、高杜山?


車を誘導して下さった農園の方に伺うと、大正解でした。この周辺のスキー場、学生時代に全て滑っています。特に、この山の木島平スキー場は、合宿に学内戦にと何度も訪れています。さくらんぼ話より、スキー話に花が咲いてしまいました。


色々お話しを伺っていると、こちらの園主の武田さんは、


       飯山北高のスキー部出身!


この界隈のトップクラスのスキー選手が行く高校です。日本一ではないでしょうか。私が学生時代に拠点にしていた野沢温泉のスキー関係者も殆どご存じで、大変楽しいひと時と過ごさせて頂きました。


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右端が園主の武田さん。と、そのご家族で経営されています。皆さん、明るく、大変親切です。園内の管理も見事です。


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とっても美味しそうでしょ!


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いちご、梨、葡萄、杏、りんごとフルーツ狩りを楽しむ私と娘たちですが、行く農園は決まっています。が、何故かさくらんぼだけは、決まった所がありませんでした。恐らく、気候によって時期が左右され易いからだと思いますが…


過去には、福島県・飯坂市、山梨県・甲府市、長野県・上田市と行っていますが、娘曰く、


   
    ここが1番美味しい!


皮がパリパリしていて、食感が良く、果実が甘い。母も同感(笑)。


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今度から、さくらんぼ狩りは必ずここにしよう、と私と娘でお腹いっぱい食べてしまいました。


高速道路の1000円も来週までですので、是非、武六園に行ってみて下さい。食通の娘が、太鼓判を押していますので、美味しさは格別です。園内で販売しているジャムも、とっても美味しいですよ。


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大人の逸品
以前ここでお話し致しましたベルトが思いの他早く出来上がり、漸く今日取りに行く事が出来ました。


ベルトの製作を業とされているお客さま宅で、このオーストリッチの1枚皮を見た瞬間に、


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その値段も尋ねる間もなく、製作をお願いしてしまったという代物です。


いつもそうなのですが、私は迷う事を嫌います。迷って取り止めて、後にあの時やっぱりと思うより、取り敢えず思ったことは全て行動に移すようにしています。駄目なら駄目で、その時に立ち止ればいいやぁ…


こういう考えですので、時に大失敗もします。


このベルト、即決したものの、直後に思った事ですが、


     色は黒しかない…

     普段、私はベルトをすることはない…

     ここでは、紳士ものしか作っていない…


という訳で、出来上がった品はこれです。


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私のように、エンドユーザー向けの仕事をしていますと、お客さまから多くのことを教えて頂く事が出来ます。自分とは違った人生を見せて頂くことも出来ます。私の仕事の醍醐味の一つです。


オーストリッチのベルトは、Made in Japanでも多くが接ぎなのだそうです。その接ぎ技は素人には分からないそうです。先ず1本ものが可能な皮自体が、滅多にないそうです。そういう意味で、私はラッキーでした。


更に、ドットの大きさと鮮やかさで価値が決まるそうです。手縫いです。


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紳士用ベルトの通常幅は35㎜。ですが、このように正装時に着用するものは、40㎜だそうです。この幅ですと、シャツが出てしまったり、上がったりすることがないそうです。と、とっても学ばせて頂きました。


大人の逸品を手に入れて、大喜びの私ですが… 私が使うことはありません。


世界一の、星の王子さまにプレゼントしようと思いま~す!


私の星の王子さまって? ウエスト80㎝以下で、常識があって、頭が良くて、知性的で、スキーが上手で、自転車に乗れて、温かくて、優しくて、私より稼ぎ力がある人。


というと、該当者がいなくなりそうなので、一つだけは妥協します(笑)。



23年 二級建築士『設計製図の試験』課題
午前中、仕事で車を運転していると、講師をしている専門学校から電話。こんな時間に掛かってきたことがないので、何だろ?


    二級建築士の設計課題が、今発表になりました!


建築士の一次試験は、7月にあります。学科試験ですが、二級が7月上旬、一級が下旬。二級の試験まで、あと1カ月を切りましたので、追い込みになります。専門学校のカリキュラムも別日程になりますので、受講生に連動する私も来週より1ヶ月半、毎晩出勤になります。


一次試験の約1カ月前に、二次試験の課題が発表になります。勿論、学科の一次試験を通過出来なければ、二次の設計製図試験には進めません。


もうそういう時期かぁ… 私は、一次の学科試験のみが担当ですので、今までにこういう電話を態々受けたことがありませんでした。


    阿部先生の持っている知識を掻き集めて、是非講義をして下さい!


はぁ? 何言ってるんだろう? 私は一次試験だけ担当しているのに… 話が噛み合わないまま、課題を聞いて大爆笑。


    趣味(自転車)室のある専用住宅(木造2階建) 


冗談のような話ですが、試験元よりの本日付けの正式発表です。


人生無駄ってないものだと改めて痛感します。さて、どうしましょう(笑)。二次試験は担当じゃないなんて、言ってられませんよね。


三種の神器
元々の語源は、天照大神から授かり、歴代天皇が継承してきた三種の宝物(剣・鏡・玉)にあります。それが、1950年代後半に登場したテレビ・洗濯機・冷蔵庫の3家電を指すキャッチコピーとしてマスコミが転用しました。


こんな話を理解出来るのは、もはや人口の半分でしょうか(笑)。


当時の主婦にとっては、画期的な商品であったことでしょう。


確かに私の祖母(明治43年生)の時代の家事は重労働だったと思います。洗濯板を使っての、その姿は私の記憶にもあります。


この3種の神器の劇的進化と共に生きてきた私の母(昭和14年生)などは、四半世紀前に家事はもはや労働ではないと申しておりました。そして、その娘である私自身も、家事は労働ではないと思っております。労働は家電が代行してくれています。


仕事と子を持つ、今の私の3種の神器ランキングは以下の通りです。


        1.食器洗い乾燥機

        2.洗濯機

        3.冷蔵庫&掃除機


何と言っても、1、2が壊れてしまうと生活が廻りません。昨日、10年前より使っていた食器洗い乾燥機が突然止まってしまいました。家電ですので、恐らく寿命…


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10数年前、中古住宅購入の際、キッチンを交換したのですが、予算的に食器洗い乾燥機を組み込んだキッチンにすることが出来ませんでした。ですので、働きに出るようになって、最初のお給料で買ったものです。所謂、上置き式。


でも、今回このように壊れてみて思いました。キッチン内臓型ですと、メーカーに修理なり交換なりを依頼しなければなりません。勿論、相応の日数が掛ります。上置き式であれば、お店に行って買ってくれば済む訳です。


私の場合は、リフォームの仕事をしていますので、こういう時は奥の手を使います(笑)。電材問屋さんの担当営業に電話をして、


   型遅れでも、何でもいいから、至急手に入るものを持ってきて~!


と言うほど、ないと困る家電です。家族5人分、1回の食事に付き30分も時間の短縮が出来ます。


丸1日不便でしたが、今晩届いた新品。


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今までのものより高さがあるので、155㎝の私にはちょっと使いづらいかも。生活の場面一つ一つが、仕事と密接な関係にあるので、こういう事も大変参考になります。




初輪行
ここでも時々ご紹介しております、茨城県の中原悟一級建築士の行動力は半端ではありません。やはり、何の世界でもそうですが、日本一のタイトルを取られた方というのは、物凄いエネルギーをお持ちなのだと思います。


長野県の美ケ原を自転車で走ると予告されたのが、1日水曜日の晩。私がそれを知ったのが2日木曜日。決行日は4日土曜日。


私も一度は走ってみたかったコース。と言っても、一人では無理なのと、先週の安曇野センチュリーが雨で散々だったため物足りない状態でしたので、急遽入っていた予定を変更し、合流させて頂きました。


先週も松本に行ったばかりですが、またまた行ってしまいました。まさか、2週連続でこんな遠くまで行くとは思いませんでした(笑)。


今回は、松本から茅野まで電車。私は初輪行。気分は遠足。前日慌てて、輪行袋を買いに行きました。


5時前。まだ改札口も開いていない松本駅構内で輪行準備開始です。


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タイヤを外して、バックに入れて電車に乗る訳ですが、何だか後輪が変… チェーンを一番外側にするのに、途中までしか動きません。どうなってんの~! いつから、こうなの~!


     普通、乗ってて分かるでしょ!


と、中原大先輩に指摘され… 乗っていてもよく分からないのが、この私。確か、4月の信濃ブルべの下りで、ギアってこれしかなかったけ? と思ったような気がしたので、それ以来故障していたことになります。が、全く気付かずに乗っていました(笑)。取り急ぎ、調整して頂き、Let's go!


茅野駅で下車し、美ケ原目指して、出発。


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先週とは大違いの、自転車日和。


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ビーナスラインを上って、先ずは白樺湖を目指します。


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遠路遥々来てみて良かった… やっぱり、信州はこうでないと。


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景色はいいのですが、自転車の調子が何だか… 嫌な予感。


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そう思いながらも、20キロ近く走り、蓼科湖到着。


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小さい湖ですが、周囲にはサイクリングロードがあります。


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蓼科湖から少し上った所で、


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建築物見学ではありません。自転車の調子が良くないので、立ち止まってみました。 シフトチェンジが上手く出来な~い! 分からないながらも自分でも確認してみると、3段しかギアが動きません。大先輩に見て頂くと、レバーの故障かも?


     阿部さんなら、大丈夫。何とかなるよ!


何とかなると言われても… 前2段と後ろ3段で、合計6段しか出来ないじゃないですか~! 本来なら、20段くらい変速出来るのに~! 普段乗っているクロスバイクでも、7段変速。


仕方がない… 高級ママチャリと思うしかない! 意外と、私は現状を容易に受け入れます。不幸中の幸いで、軽い方が使えるので、まぁいいや。上ろう!


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1700m地点からの、中央アルプス。自転車故障中ですが、気分爽快。


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白樺湖で昼食を取り、記念撮影。3娘の母な私と、3息子の母の半澤さんです。子ども3人がすべて1学年違いなのと、年齢も近いのでご一緒させて頂くといつも話が尽きません。


お腹を一杯にして、霧ケ峰高原に向けて出発。まだまだ上りが続きます。白樺湖から38キロ。


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車山からこの周辺の道は、自転車には最高です。下りの気持ち良さは、言葉では表現出来ません。


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暫く下って、また上って、三峰山。2つ目の頂。


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ここまで既にかなり上ってきています。あと、どのくらいで美ケ原? 中原大先輩に尋ねますと、


     ちょっと行って、少し上れば…


ツール・ド・ジャパン優勝経験者の言葉は、私たちのそれとは意味が違います。ちょっとは20キロ、少し上るは500m上ること。ようやく意味が分かるようになってきました(笑)。


三峰山から、かなり下り、そしてまた上り。


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1800m地点。泣き事も言わずに、私も随分上れるようになりました。


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こんなぐねぐね道も時間は掛りますが、上れるようになりました。カーブは外側を上った方が、勾配が緩やかなのは知っているのですが、車が多かったので横着して、内側ばかりを上ってきたので、一度休憩をしてしまいました。


ゆっくりでいいから止まらないようにって、友人が一緒の時はいつもそう言ってくれるので、その教えを守りたかったのですが、挫折(笑)。それでも、楽しく美ケ原に到着。


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目出度し! 目出度し! と思いきや、ここからが今回のハイライト。


美ケ原から稜線伝いに、標高2030mの王ヶ頭に向かいました。途中の美しの塔


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恐らく、普通の人はここまで自転車で来ません。何故なら、王ヶ頭前後、数キロに渡り砂利道。こういう道も、中原大先輩はロードバイクで平気で走行します。御供はついて行くしかありません(笑)。さすがに王ヶ頭直前のこの坂道は無理でした。


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総勢4名で記念撮影。ご覧の通り、周囲は砂利と石。


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のんびりし過ぎて、既に6時過ぎ。


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また少し上って、あとは美ケ原林道を只管下りました。途中の夕日。


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絞りが悪いと、太陽の色が赤にならないと教えて頂きましたが…


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これほど綺麗な夕日と空は見たことがないかもしれません。


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一気に下って、自転車遊び終了。


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走行距離110キロ、獲得標高2600m。丸1日掛りですが、この距離と内容を終始楽しいと思えるようになりました。





時には…
娘と、こういう所に行ったりもします。娘と言っても、高3の長女だけですが…


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大宮ソニックの大ホールでのコンサート。今回のタイトルは、


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スクリーンに名場面が映し出され、映画音楽を読売交響楽団が演奏するというものです。生演奏はいいですね。小学生になった頃より、時折こうして出掛けますが、もう高3ですので私と行くこともなくなることでしょう。


小沢征爾指揮のサイトウ・キネン・オーケストラのコンサートに行くのが夢ですが… チケットを入手するのが至難の業のようです。


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安曇野ちひろ美術館
設計は、東京大学大学院教授の内籐廣氏です。一般の方にはあまり知られていませんが、建築界では大変有名な方です。代表作は、なんと言っても、建築計画の教科書にも出ている三重県鳥羽市の海の博物館。各賞を総嘗めにした作品です。他に親しみのある作品では、茨城県古河市の古河総合公園管理棟、北茨城市の天心記念五浦美術館などがあります。


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先日、早々に自転車遊びを切り上げましたクラブ・hana house一行は足を伸ばし、この美術館見学をして参りました。

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解放感とふんだんに木を使った、溜息の出そうな建物です。


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美術館内部の平面構成も、子どもが一日中遊べるそうな工夫が随所に見られます。


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いわさきちひろさんの作品は多くの方がご存じでしょう。私も大好きで、子ども部屋に1枚飾っています。心温まる、ほのぼのとした絵です。


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経歴と活動を展示したコーナーで、感慨深いものを見つけました。1972年のいわさきちひろさんのお言葉です。絵のみならず、その根底思想にも尊敬の念を抱かずにはいられません。


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素晴らしい方だなぁ、と眺めている内に、府立第六高女出身! 私の高校の先輩です。学校制度の変遷により、今では都立の中堅高校となってしまった我母校・三田高校は、その昔多くの女傑を生み出した高校でした。


小学校低学年までのお子さまでしたら、一日中飽きることなく遊べる所です。ちょっと遠いですが、是非行ってみて下さい。


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プロフィール

阿部美紀                     

Author:阿部美紀                     
hana house有限会社 取締役
一級建築士・宅地建物取引主任者
1964年生 3女の母

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