2011-07-31(Sun)
自分の立ち位置を客観的に眺めることは、非常に大切なことだと思います。企業人であれば研修などを通じて、そういう訓練や練習を積み重ねるのですが、私のように自営業となると時間に追われ、現実なかなかそこまで思考が辿り着かなくなってしまいます。
ですので、私の場合は半期に1度、敢えてそういう時間を作り、長・中・短期で方向性を再考します。その中で、短期は別としても、中・長期での場合、いくつまでこの仕事が出来るのかという不安はあります。
自営業は定年がないからいいね、なんて言われたりもしますが、私はそうは思いません。何故なら私の仕事は、一級建築士という技術者としてより、営業職としての色の方が濃いから。自分で契約を頂かない限り、仕事はありませんから。
高価なキッチンのカタログを持って行って、お客さまが私の提案に納得して下さるのは、今この年齢の私だから出来ることだと思っています。これがですね、年齢が進み、眼鏡を外したり、遠くに離してカタログを見るようなことになった時、やはりその姿を魅力的だとは思いませんし、限界があると思っています。
こんな事を考えるようになってきた頃に、介護保険を使った住宅改修のお話を春日部市の包括支援センターの方から頂くようになりました。そして、工事数が増えるに従って、これが将来私の生き甲斐になる仕事となるのではないかと思うようになりました。
住まわれている方の、身体機能により様々な対応が必要です。加えて、既存住宅に手を加える訳ですから、建築的にも種々の制限が加わります。
木造3階建住宅の手摺りの取付工事が昨日終了しました。難易度の高い廻り階段でした。コーナーにより、踏面が2つ割だったり、3つ割だったり… そうするとそれによって手摺りの勾配が違ってきます。
図面もなく、下地も等間隔ではないので、後付け補強板を取り付けて…
そうすると、コーナーブラッケットが使えないので…
窓枠との絡みも大変で… 大変なのは大工さん(笑)。
高が手摺りと思われるでしょうが、されど手摺りです。今回、部材の拾い出しが甘く、不足が出てしまったりと。まだまだ色々な意味で勉強不足。この仕事を将来に据えていこうと思うのであれば、もっともっと学ばないとなりません。
ですので、私の場合は半期に1度、敢えてそういう時間を作り、長・中・短期で方向性を再考します。その中で、短期は別としても、中・長期での場合、いくつまでこの仕事が出来るのかという不安はあります。
自営業は定年がないからいいね、なんて言われたりもしますが、私はそうは思いません。何故なら私の仕事は、一級建築士という技術者としてより、営業職としての色の方が濃いから。自分で契約を頂かない限り、仕事はありませんから。
高価なキッチンのカタログを持って行って、お客さまが私の提案に納得して下さるのは、今この年齢の私だから出来ることだと思っています。これがですね、年齢が進み、眼鏡を外したり、遠くに離してカタログを見るようなことになった時、やはりその姿を魅力的だとは思いませんし、限界があると思っています。
こんな事を考えるようになってきた頃に、介護保険を使った住宅改修のお話を春日部市の包括支援センターの方から頂くようになりました。そして、工事数が増えるに従って、これが将来私の生き甲斐になる仕事となるのではないかと思うようになりました。
住まわれている方の、身体機能により様々な対応が必要です。加えて、既存住宅に手を加える訳ですから、建築的にも種々の制限が加わります。
木造3階建住宅の手摺りの取付工事が昨日終了しました。難易度の高い廻り階段でした。コーナーにより、踏面が2つ割だったり、3つ割だったり… そうするとそれによって手摺りの勾配が違ってきます。
図面もなく、下地も等間隔ではないので、後付け補強板を取り付けて…
そうすると、コーナーブラッケットが使えないので…
窓枠との絡みも大変で… 大変なのは大工さん(笑)。
高が手摺りと思われるでしょうが、されど手摺りです。今回、部材の拾い出しが甘く、不足が出てしまったりと。まだまだ色々な意味で勉強不足。この仕事を将来に据えていこうと思うのであれば、もっともっと学ばないとなりません。